粉物のカロリーと目的別アドバイス

お好み焼き 広島焼き モダン焼き ねぎ焼き
596 764 917 182
もんじゃ焼き チヂミ たこ焼き
243 366 334

筋肉

肉や魚介がメインの粉物は評価が高いが、一般的な分量だとたんぱく質の総量はそこまで多くないので満点評価は付けられない。筋肉増強だけが目的なら単純に肉や魚介を増やせばいいが、ダイエットや健康も意識するなら高タンパク低脂肪な具材を使う、炭水化物が多い小麦粉(お好み焼き粉)を減らす、塩分や脂質が多いソースやマヨネーズを減らすなどの工夫が必須になる。

ダイエット

種類によってカロリーが大きく異なり、食べ方も主食、おかず、酒の肴、おやつなど、三者三様なので一概には言えないが、ある程度の小麦粉(炭水化物)が必須である以上はカロリーオーバーのリスクが付き纏うので、ダイエットに適した料理とは言えない。ただ、他の炭水化物が多い料理(丼物や麺類)と比べて特段カロリーが高いわけではないので、食べ過ぎなければ大きな問題になることもない。ちなみに、たこ焼き、チヂミ、もんじゃ焼きなどは軽食(酒の肴やおやつ)として食べられることが多く、食べ方によっては余分なカロリーを必要以上に摂ってしまう可能性があるので注意したい。

美容

粉物の定番野菜キャベツにはデトックス効果が高い食物繊維とアンチエイジングに効果があるビタミンCが含まれている。キャベツに次いで使用することが多い青ねぎとニラは食物繊維やカロテン(抗酸化物質)が豊富に含まれており、美容効果は抜群。これらの野菜は使用する量も多いので粉物の評価も高くなると思いがちだが、美容の大敵であるカロリーと塩分によるマイナス要素も大きく、全体的な評価としては五分五分と言ったところ。当然、小麦粉(お好み焼き粉)、ソース、マヨネーズなどを制限すればプラス要素だけが残るので、美容に良い粉物を作ることは比較的容易だ。

健康

一品で食事が完結する粉物の評価は主に栄養バランスを決定づける具材(プラス要素)とカロリーと塩分量を大きく左右する小麦粉や調味料(マイナス要素)で決まる。お好み焼きなど食事のメインになる粉物の共通したプラス要素はキャベツなどの野菜の多さだ。必要十分とは言えないものの、同じく一品で食事が完結する丼物や麺類と比べて食物繊維やビタミンが多く、健康に利する面が大きい。一方で小麦粉や調味料によるマイナス要素も大きく、全体的な評価としては五分五分と言ったところ。当然、小麦粉(お好み焼き粉)、ソース、マヨネーズなどを制限すればプラス要素だけが残るので、健康に良い粉物を作ることは比較的容易だ。ちなみに、たこ焼き、チヂミ、もんじゃ焼きなどは軽食(酒の肴やおやつ)として食べられることが多く、食べ方によっては余分なカロリーを必要以上に摂ってしまう可能性があるので注意したい。

値段

食材は定番且つ安値で手に入るものばかりで全体的に評価が高いが、店の粉物は原価が安い割りに値段は高い。

腹持ち

カロリーの高さ、消化時間の長さ、味の濃さなど、腹持ちが良くなる基本的な条件を満たしている。腹持ちの良さを求めるなら肉や魚介などの動物性食材や食物の消化時間を長くする食物繊維が豊富なキャベツなどの野菜をたくさん加えたい。

むくみ

一般的な分量で作る粉物はむくみの主な原因となるナトリウム(塩分)が多いが、ナトリウムを排出するカリウムも山芋、肉、魚介、野菜などの具材に多く含まれており、むくみに悪いとは言えない。ただ、味付けのメインであるソースの量は店や個人で大きな差がある。少なくとも濃厚なソースで全面を覆われた粉物はむくみに悪影響が出る可能性が高く避けたほうが無難だ。

便秘

キャベツなどの野菜を多量に使用する粉物は食物繊維が多く、便秘に有効。

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