焼き物のカロリーと目的別アドバイス

焼肉 焼き鳥 ポークソテー チキンソテー
852 490 349 328
生姜焼き 照り焼きチキン ピーマンの肉詰め 焼きビーフン
340 342 284 431
ホルモン焼き ジンギスカン ちゃちゃん焼き とん平焼き
290 488 320 367
イカ焼き 焼きナス 焼きとうもろこし
190 24 189

筋肉

焼くという調理法に特筆すべきメリットはないが、焼き物には筋肉増強に効果的な動物性タンパク質が豊富な肉や魚介がメインの料理が多く、全体的に評価が高い。

ダイエット

基本的な調理法である「焼く・煮る(茹でる)・蒸す」の中で最も効率よく肉や魚の油が落ちるのが焼く事だ。煮たり蒸したりしても当然油は落ちるが、ダイエットに有効と言えるまで油を落とすには、少なくとも1時間以上は加熱し続けなければならない。一方、焼き調理なら1時間茹でた場合に落ちる油の2倍の量をわずか数分で落とすことが可能だ。油を効率よく落とすには、肉などの食材を多く切り分けて表面積を増やし、なるべく脂身が直接加熱されるようにする。ただ、食材の中までしっかり火が通る調理をすれば、そこまで意識しなくてもダイエットに有効と言えるまで油は落ちる。焼くという調理法はダイエットに有効だが、焼き料理=ダイエットに有効ではなく、あくまで料理の脂質を減らす一つの手段に過ぎない。食材の脂質が少ないとカロリーダウン効果は期待できないし、そもそも脂が少ない肉や魚を使用した方が料理の総カロリーは間違いなく低くなる。焼く事で脂が減る=うま味が減る=量も減るとも考えられ、食事の満足感や満腹感を得られず、必ずしも永続的なダイエットの成功に導くとも限らない。ただ「焼く事が食材の脂質を短時間で大幅に減らすことができる」という事実はダイエットにとって間違いなくプラスに働くだろう。

美容

焼くという調理法や定番の焼き物料理に特筆すべき美容効果はない。焼き物は肉などの動物性食材がメインで食物繊維、ミネラル、ビタミンなどの美容効果が高い野菜が少ない料理が多いので、栄養バランスを考えて食べ過ぎや飲みすぎに注意し、意識的に野菜を食べることを心がけたい。

健康

肉がメインで野菜が少ない料理が多いが、野菜はサラダなどの副菜から摂取できるので、それだけで健康の評価がマイナスになることはない。ただ、食べ過ぎや飲み過ぎに繋がりやすい料理が多く、ご飯や酒を多量に摂取した時点で、どれだけ野菜を多く食べても栄養バランスは完全に崩壊する。

値段

焼き物に共通した食材はないので値段は様々だが、外食では高値傾向。食材は安値で手に入るものが多いので自炊がお勧め。

腹持ち

肉がメインの焼き物はカロリーの高さ、消化時間の長さ、血糖値の上がり方、噛む回数など、腹持ちが良くなる基本的な条件をすべて満たしている。

むくみ

むくみの原因となるナトリウム(塩分)とナトリウムを排出するカリウムのバランスは悪くない。ただ、味付けが濃い料理が多く、塩分が多くなりやすい点に注意する。

便秘

食物繊維が豊富な野菜やきのこを多く使用する焼き物は便秘に良い。肉やご飯の食べ過ぎは消化不良を起こし、便通が悪くなる可能性があるので注意する。

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