ハンバーグのカロリーと目的別アドバイス

合い挽き チーズ 和風 目玉焼き
399 460 398 482
煮込み あんかけ 豆腐 ビーフ
408 392 345 400
ポーク チキン
397 342

筋肉

動物性タンパク質が豊富な肉をメイン食材に使用するハンバーグは筋肉増強に最適。ひき肉に含まれるたんぱく質の含有量も申し分なく、ハンバーグに使用する量も多い。たんぱく質が多いひき肉を選ぶ場合は、牛や豚などの肉の種類ではなく、実物を見て脂が少ないものを選ぶ。ひき肉のたんぱく質と脂質は反比例するので、単純に脂が少ないものはたんぱく質が多い。その点でいえば、牛の赤身が最も理想的だが、やや値段が高い。一般的なハンバーグには使用しないが、鶏のむね肉はたんぱく質が豊富な上に脂が少なく、その上、値段が安くコストパフォーマンスも高い。選択肢は様々だが、目的が筋肉増強だけなら安値な合い挽き肉で十分だ。目玉焼きやチーズをのせてもたんぱく質が増えるが、その分カロリーも増加するため、体脂肪は増やさないなどの目的がある場合は優先順位をはっきりさせたい。豆腐は大豆の中でもたんぱく質が少ないので、筋肉増強を優先する場合は肉の割合を増やそう。豆腐の代わりにたんぱく質が豊富な納豆を使用するのもおすすめ。

ダイエット

肉料理の代表格であるハンバーグのカロリーは決して高くない。一人分に使用する肉は100g前後と肉料理の中では比較的少なく、ひき肉に使用する脂もバラ肉やロース肉ほど多くない。メニュー別にみてもカロリーに大きな差はない。ただ、ひき肉は脂の量にバラつきがあり、同じグラム数でもカロリーが大きく変わる点を頭に入れておきたい。ハンバーグのカロリーを減らすなら、肉の脂を落とす調理や、肉を減らし豆腐を加える方法が一般的だが、卵やパン粉などのつなぎを使わない方法も大きなカロリーダウン効果がある。

美容

髪や肌を構成するたんぱく質が豊富な一方で、ニキビなどの吹き出物の原因になる脂質も多い。食べ過ぎなければ問題はないが、取り立てて美容効果に優れた面もなく、可もなく不可もなくというのが率直な見方。美容を意識するなら、栄養バランスを考えた上で、大豆イソフラボンで知られる豆腐などの大豆食品、野菜、きのこを肉の代わりに使用すると良い。

健康

一般的なハンバーグは肉の他に刻んだ野菜を加える。たまねぎは勿論、にんじんやしいたけなどの野菜やきのこを加えるほど栄養のバランスは良くなる。煮込みやあんかけの具に野菜やきのこを多く入れると更に健康効果が高まる。

値段

肉料理の中でもコストパフォーマンスは高い。通常、ひき肉は肉の端切れなど原価の安い肉を使用する上に特売されやすく値段が安い。栄養面でも固形肉との違いはまったくない。

腹持ち

一般的に肉の脂は腹持ちが良いとされる。また、豆腐は腹持ちが良いといわれるが、水分量が多く、腹持ちが良くなる大豆に豊富な食物繊維が取り除かれているため、理論上では根拠に乏しい。

むくみ

ソースにむくみの原因となるナトリウムが多いが、含有量も使用量も許容範囲。ナトリウムを排出するカリウムもひき肉に多く、ハンバーグがむくみの原因になる可能性は低い。ハンバーグは味付けが多様なので一概にはいえないが、むくみ対策には、やはりソースの量を控えるのが一番効果的だ。比較的ナトリウムが少ないケチャップの割合を増やすのも有効。

便秘

調理法や食材をみても便秘に良いとも悪いともいえない。便秘を気にする人は食物繊維が多い豆類、きのこ、野菜などをハンバーグに加えると良い。

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