そばのカロリーと目的別アドバイス

かけ とろろ たぬき 天ぷら
364 430 423 515
かき揚げ きつね カレー南蛮
655 521 541 523
山菜 わかめ 月見 おろし
371 373 448 393
鴨南蛮 ざる
540 368

筋肉

そばは主食の中ではたんぱく質が多く、一人分の量も多いので、麺だけで最低限のたんぱく質は確保されているが、具材はたんぱく質が少ないものが多い。定番の具材である海老天や脂が多い肉、味付け肉はたんぱく質が多いが、脂質や塩分も多く純粋なタンパク源にはならない。一般的なそば料理は筋肉増強に適しているとは言えないが、単に筋肉増強メニューを作るだけなら、たんぱく質が豊富な肉や魚介類を出汁をとるように煮込んで食べると良い。

ダイエット

そば自体は他の主食と同様に炭水化物が多いが、油を使用するラーメンやパスタなどの麺料理と比べると、そば料理のカロリーは総じて低い。天ぷらそばや肉そばも一般的な分量なら気にするほどカロリーは高くならない。勿論、天かすの入れ過ぎなどの注意点はあるが、食材や調味料の過剰使用によるカロリー超過は多くの料理に当てはまることで、そばに限った話ではない。天ぷらなどのカロリーが高いサイドメニューを食べずに、そば一人前で済ますことができれば十分ダイエット料理として成立する。

美容

そば特有の成分ルチンにはアンチエイジング効果が期待できる強力な抗酸化作用があるが、麺に使用するそば粉の種類と割合によって効果は大きく左右される。また、そばに限った話ではないが、汁(つゆ)は塩分が非常に多く、美容の総合評価を引き下げる要因になる。そば料理が美容に良いかの基準は、まず汁を飲まないことが大前提にある。

健康

そば粉の割合が大きい麺はルチンや食物繊維が豊富で栄養価が高いが、汁をすべて飲んでしまうと塩分のデメリットがそば粉のメリットを上回る。汁を飲まなければ健康上のリスクを大幅に低減できるが、健康に良いとまで言えるかどうかは具材次第だ。

値段

そば粉の種類と割合、麺の製法により値段は大きく変わる。外食では高値傾向だが、市販されているチルド麺や乾麺は値段が安いものが多い。具材も安値で手に入るものが多く、自炊すればかなりのローコストでそば料理を作ることができる。

腹持ち

そばは炭水化物が多く基本的に腹持ちは良い。麺は小麦粉よりそば粉の割合が大きいほど低GI(血糖値の上昇が緩やか)で消化時間も長くなる。

むくみ

汁に塩分が多くむくみの評価が全体的に低いが、汁を飲まなければ大きな問題にはならない。

便秘

そばは主要な主食の中で食パンに次ぐ食物繊維の多さ。汁や具材に便秘の評価を下げる要素はなく、そば料理は全体的に評価が高くなっている。

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