さばの味噌煮

総カロリー 318
食材名 分量 kcal
さば 1切れ(100g) 202
生姜 少々 2
味噌 大さじ1 35
濃口しょうゆ 大さじ1/4 3
みりん 大さじ1 43
大さじ1 16
砂糖 大さじ1/2 17
たんぱく質 脂質 炭水化物 食物繊維
23.4g 13.2g 20.7g 1.0g*
ナトリウム カリウム カルシウム マグネシウム
1300mg 420mg 29mg 50mg
ビタミンB1 ビタミンB2 ビタミンB6 ビタミンB12
0.16mg 0.31mg 0.55mg 10.6μg
ナイアシン 葉酸 パントテン酸 ビオチン
10.8mg 26μg 0.79mg 7.1μg*
ビタミンD ビタミンC ビタミンE カロテン
11.0μg* 0mg 1.0mg* 0μg
オメガ3 オメガ6 塩分 コレステロール
1.63g 0.85g 3.3g 64mg*
食材PICK UP
さば たんぱく質、カリウム、ビタミンB2・B6・B群・D、オメガ3が豊富
カロリーダウン
★★★ 魚を減らす
★★★ 脂が少ない魚(旬を外した真さばなど)を使う
★★☆ 残り汁を捨てる
★☆☆ 下茹で、グリル、レンジなどで事前に魚の脂を落とす
★☆☆ 煮汁に浮いてくる油を取り除く
★☆☆ みりんや砂糖を控える or 使わない(めんつゆを使う)
食材のカロリー比較
真さば 202 ノルウェーサバ 326
長ねぎ 28
カロリー・栄養表の説明を表示する

評価

ワンポイントアドバイス

単品食材だが、さば自体の栄養価が非常に高く、全体的に評価が高い
さばはビタミンB群やオメガ3などの栄養を豊富に含み、栄養価の高さは魚類トップクラス
さばの脂が乗っている時期は一般に秋~冬だが、ノルウェーサバは一年を通して脂が乗っている
真さばは季節によって脂の乗りが大きく異なるため、カロリーの変動幅が大きい
ノルウェーサバはオメガ3が豊富。脂質が多いが、カロリーオーバーをしなければ美容と健康に有効

カテゴリ共通アドバイス

煮込み時間が短く脂がほとんど落ちないため、油抜けによるカロリーダウンは期待できない
一人分の絶対量が少ないため、脂が乗っていても大幅にカロリーが高くなることはない
一般的に魚は体高(背びれから腹びれまでの距離)が長く、身に厚みがあるほど脂が乗っている
魚は皮と身の間が脂に覆われており、皮をはがせば身と脂が付いた皮に分離できる
表のナトリウムと塩分は煮汁を含んだ数値であり、煮汁を飲まなければ健康上まったく問題がない
一品料理なため栄養バランスが悪い。美容と健康を意識するなら副菜は必須

煮魚のカロリーと目的別アドバイス

カレイ 金目鯛
169 268 234 276
メバル 赤魚 ぶり たら
172 179 331 151
いわし さんま カワハギ カサゴ
291 384 154 163
さわら かじき ぶり大根 さば味噌
251 215 330 318

筋肉

動物性タンパク質が豊富な魚は筋肉増強に最適。過度な味付けをせず、メイン食材が魚だけの煮魚は純粋なタンパク源となる。単品料理なので量が少なく、料理としてのたんぱく質の総量は決して多くないが、他の料理から補えばいいだけなのでまったく問題はない。むしろ、他の料理(主に和食)と合わせやすい煮魚は献立作りが簡単で、筋肉増強においても大きなメリットになる。

ダイエット

みりんや砂糖を使用するため、塩焼きと比べるとカロリーがやや高いが、料理全体でみるとカロリーは低い部類に入る。また、煮汁がすべて魚に染み込むわけではないので、調味料によるカロリーの加算は思いのほか少ない(上記のカロリー値は余った煮汁を含む)。メイン食材が魚だけなので余分なカロリーの加算がなく、筋肉の維持に必要な最低限のたんぱく質を摂取できる。煮汁に油が浮くが、一般的な煮魚は煮込み時間が短く脂がほとんど落ちないため、油抜けによるカロリーダウンは期待できない。

美容

魚の油には美容効果が高いオメガ3脂肪酸が豊富に含まれている。オメガ3は熱に弱いとされるが、酸素と結合することではじめて「酸化」する。煮魚の場合は、油が酸素に触れるのはごく一部なので、ほぼすべてのオメガ3は酸化しない(有効成分は失われない)と考えてよい。

健康

魚料理の代表格である煮魚はシンプルな味付けと調理で魚の健康効果を阻害しない。栄養バランスを考えるとご飯などの主食、サラダなどの副菜は欠かせないが、単品料理としては必要十分な栄養値。気がかりは塩分だが、煮汁を飲んだりしなければ健康上まったく問題はない。

値段

魚の種類によって値段は変わるが、食材や調理工程のシンプルさから煮魚自体は安値。外食だと定食として売られている場合が多く、煮魚だけがほしい、または、より安く食べたい人はスーパー等で魚を買い、自分で調理して食べよう。

腹持ち

単品料理である煮魚は一人当りの絶対量が少ないので、脂が多い魚を除き、腹持ちに良いとまではいえないのが率直な見方。ただ、実際はご飯、味噌汁、他のおかずと一緒に食べることが多く、結果的には腹持ちが良い食事をとっている場合がほとんどだろう。

むくみ

煮魚はデータ上では塩分(ナトリウム)が多いが、これはすべての煮汁を含んだ数値。魚はむくみ原因となるナトリウムを排出するカリウムが多く、魚の身だけを食べるようにすればまったく問題はない。カリウムの比率が大きいほどむくみに良いといえるが、バランスは悪くないものの、カリウムの絶対量が少ないため、むくみに良いとまではいえないのが率直な見方だ。

便秘

調理法や食材をみても便秘に良いとも悪いともいえない。便秘を気にする人は食物繊維が多い豆類、きのこ、野菜などを副菜に加えると良い。

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