酢豚

総カロリー 392
食材名 分量 kcal
豚肩ロース肉 75g 190
玉ねぎ 中1/4個 19
にんじん 大1/4個 14
ピーマン 1/2個 3
たけのこ 25g 7
塩こしょう 少々 1
片栗粉 大さじ1 30
サラダ油 大さじ1/4 28
揚げ油 3g 28
あん
ケチャップ 大さじ1 18
濃口しょうゆ 大さじ1/2 6
大さじ1/2 2
砂糖 大さじ1/2 17
大さじ1/4 4
片栗粉 大さじ1/4 7
ごま油 小さじ1/2 18
たんぱく質 脂質 炭水化物 食物繊維
15.6g 22.6g 29.2g 3.2g*
ナトリウム カリウム カルシウム マグネシウム
960mg 660mg 37mg 36mg
ビタミンB1 ビタミンB2 ビタミンB6 ビタミンB12
0.53mg 0.24mg 0.40mg* 0.4μg
ナイアシン 葉酸 パントテン酸 ビオチン
3.5mg 41μg 1.41mg* 3.6μg*
ビタミンD ビタミンC ビタミンE カロテン
0.2μg* 22mg 2.2mg* 3200μg
オメガ3 オメガ6 塩分 コレステロール
0.55g 3.44g 2.4g 52mg
食材PICK UP
豚肉 たんぱく質、アミノ酸、ビタミンB1が豊富。カロリーは脂身の割合によって大きく異なる
玉ねぎ 野菜の中では糖質とビタミンB6が多い。辛味成分には血液をサラサラにする効果がある
にんじん 食物繊維とカリウムが多い。カロテンの多さは全食品トップクラスで桁違いの含有量を誇る
ピーマン ビタミンCの多さが全食品トップクラス。赤・黄は青の倍以上で桁違いの含有量を誇る
たけのこ 食物繊維とカリウムが豊富だが、水煮缶のカリウムは製造工程でほとんど流失している
カロリーダウン
★★★ 油を使わない(肉はオーブンなどで火を通す)
★★★ 肉を減らし、玉ねぎなどの野菜やきのこを増やす
★★★ 脂が少ない肉を使う
★☆☆ 下茹で、グリル、レンジなどで事前に肉の脂を落とす
★☆☆ 食材は揚げずに、フライパンに油をひいて焼く
食材のカロリー比較
豚バラ 386 豚ロース 263
豚肩ロース 253 豚肩 216
豚もも 183 151
玉ねぎ 37 長ねぎ 28
にんじん 37 ピーマン 22
黄ピーマン 27 赤ピーマン 30
しいたけ 18 きくらげ 13
たけのこ 26 パイナップル 51
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評価

ワンポイントアドバイス

脂質と炭水化物が多くカロリーが高いが、野菜の種類と量が多く栄養バランスは悪くない
脂肪分(肉の脂や食用油)を控えるだけで一品料理としては、ほぼ理想的な栄養バランスになる
高たんぱく低カロリーな肉を選ぶ場合、部位にとらわれず現物を見て脂が少ないものを選ぶ

カテゴリ共通アドバイス

食用油は大さじ1で111kcal。さじ加減を間違えると総カロリーが大幅に高くなるので注意する
うま味の素や香辛料を加えるとカロリーの上昇を抑えつつ満足感を得やすくなる
野菜やきのこを加えるほど満腹感を得やすくなり栄養バランスも良くなる
野菜やきのこは非常にカロリーが低いため量を気にせず食べられる(糖質が多い一部の野菜を除く)

青椒肉絲(チンジャオロース)

総カロリー 300
食材名 分量 kcal
国産牛もも肉 75g 157
ピーマン 1個半 10
たけのこ 50g 15
オイスターソース 大さじ1 19
顆粒だし 少さじ1/4 2
大さじ1/2 8
こしょう 少々 1
片栗粉 大さじ1/2 15
ごま油 小さじ1/2 18
サラダ油 大さじ1/2 55
たんぱく質 脂質 炭水化物 食物繊維
18.4g 18.2g 13.1g 2.7g*
ナトリウム カリウム カルシウム マグネシウム
970mg 620mg 23mg 39mg
ビタミンB1 ビタミンB2 ビタミンB6 ビタミンB12
0.10mg 0.22mg 0.36mg* 1.3μg
ナイアシン 葉酸 パントテン酸 ビオチン
4.4mg 52μg 1.24mg* 0.8μg*
ビタミンD ビタミンC ビタミンE カロテン
0μg* 39mg 2.2mg* 190μg
オメガ3 オメガ6 塩分 コレステロール
0.48g 2.36g 2.4g 52mg
食材PICK UP
牛肉 たんぱく質とアミノ酸が豊富。カロリーは品種や部位によって大きく異なる
ピーマン ビタミンCの多さが全食品トップクラス。赤・黄は青の倍以上で桁違いの含有量を誇る
たけのこ 食物繊維とカリウムが豊富だが、水煮缶のカリウムは製造工程でほとんど流失している
カロリーダウン
★★★ 油を使わない
★★★ 肉を減らし、ピーマンなどの野菜を増やす
★★★ 脂が少ない肉を使う
★☆☆ 下茹で、グリル、レンジなどで事前に肉の脂を落とす
食材のカロリー比較
国産牛肩ロース 318 国産牛もも 209
和牛肩ロース 411 和牛もも 246
輸入牛肩ロース 240 輸入牛もも 182
豚肩ロース 253 豚もも 183
鶏むね 191 ささみ 105
ピーマン 22 赤ピーマン 30
たけのこ 26 長ねぎ 28
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評価

ワンポイントアドバイス

中華料理の中では平均的なカロリー。食物繊維やビタミンCなど、不足しがちな栄養が含まれている
輸入牛、国産牛、和牛の順で高たんぱく低カロリー。同じ部位で比較しても大きな差がある
和牛のカロリーは国産牛と比べて約20%高く、輸入牛のカロリーは国産牛と比べて約15%低い
高たんぱく低カロリーな肉を選ぶ場合、部位にとらわれず現物を見て脂が少ないものを選ぶ

カテゴリ共通アドバイス

食用油は大さじ1で111kcal。さじ加減を間違えると総カロリーが大幅に高くなるので注意する
うま味の素や香辛料を加えるとカロリーの上昇を抑えつつ満足感を得やすくなる
野菜やきのこを加えるほど満腹感を得やすくなり栄養バランスも良くなる
野菜やきのこは非常にカロリーが低いため量を気にせず食べられる(糖質が多い一部の野菜を除く)

八宝菜

総カロリー 303
食材名 分量 kcal
豚もも肉 50g 92
ブラックタイガー 中2尾 21
ロールいか 20g 18
白菜 75g 11
玉ねぎ 中1/8個 9
にんじん 小1/8個 5
しいたけ 中1個 2
きくらげ 1g 2
たけのこ 25g 6
うずらの卵 2個 30
濃口しょうゆ 大さじ1/2 6
オイスターソース 小さじ1/2 3
料理酒 大さじ1/2 8
砂糖 小さじ1/4 3
塩こしょう 少々 1
片栗粉 小さじ1 10
中華だし 100ml 3
ごま油 小さじ1/2 18
サラダ油 大さじ1/2 55
たんぱく質 脂質 炭水化物 食物繊維
24.6g 15.9g 13.5g 3.3g*
ナトリウム カリウム カルシウム マグネシウム
1000mg 770mg 89mg 62mg
ビタミンB1 ビタミンB2 ビタミンB6 ビタミンB12
0.70mg 0.36mg 0.42mg* 1.7μg
ナイアシン 葉酸 パントテン酸 ビオチン
6.8mg 94μg 1.57mg* 8.0μg*
ビタミンD ビタミンC ビタミンE カロテン
5.1μg* 19mg 2.5mg* 1200μg
オメガ3 オメガ6 塩分 コレステロール
0.63g 2.78g 2.6g 210mg*
食材PICK UP
豚肉 たんぱく質、アミノ酸、ビタミンB1が豊富。カロリーは脂身の割合によって大きく異なる
えび 高たんぱく低カロリー。アミノ酸やタウリンが豊富。殻には食物繊維が豊富
いか 高たんぱく低カロリー。タウリンの多さが全食品トップクラス
白菜 栄養をバランスよく含むが、栄養値は低い。煮込むと柔らかく縮むので量を食べられる
玉ねぎ 野菜の中では糖質とビタミンB6が多い。辛味成分には血液をサラサラにする効果がある
にんじん 食物繊維とカリウムが多い。カロテンの多さは全食品トップクラスで桁違いの含有量を誇る
きのこ 超低カロリー。不溶性食物繊維、カリウム、ビタミンB群が豊富
きくらげ ビタミンDの多さが全食品トップクラス。食物繊維がきのこ類で最も多い
たけのこ 食物繊維とカリウムが豊富だが、水煮缶のカリウムは製造工程でほとんど流失している
うずらの卵 高栄養価で特にビタミンB2が豊富。黄身はコレステロールがすべての食品の中で最も多い
カロリーダウン
★★★ 油を使わない
★★★ 肉などの動物性食材を減らし、白菜などの野菜やきのこを増やす
★★☆ 脂が少ない肉を使う
★☆☆ 下茹で、グリル、レンジなどで事前に肉の脂を落とす
食材のカロリー比較
豚バラ 386 豚ロース 263
豚肩ロース 253 豚肩 216
豚もも 183 うずらの卵 179
芝えび 83 ブラックタイガー 82
するめいか 88 ロールいか 89
白菜 14 玉ねぎ 37
にんじん 37 きぬさや 36
チンゲン菜 9 ピーマン 22
ニラ 21 もやし 14
しいたけ 18 きくらげ 13
たけのこ 26
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評価

ワンポイントアドバイス

食材の種類と量が絶妙で栄養価の高さ、栄養バランスの良さは中華料理トップクラス
食材にもよるが、八宝菜一品で健康維持に必要な一食分の栄養を補うことができる(炭水化物を除く)
全体的に評価が高いが、最高評価の「5」でない主な要因は肉の脂と食用油による健康リスクの増大
高たんぱく低カロリーな肉を選ぶ場合、部位にとらわれず現物を見て脂が少ないものを選ぶ

カテゴリ共通アドバイス

食用油は大さじ1で111kcal。さじ加減を間違えると総カロリーが大幅に高くなるので注意する
うま味の素や香辛料を加えるとカロリーの上昇を抑えつつ満足感を得やすくなる
野菜やきのこを加えるほど満腹感を得やすくなり栄養バランスも良くなる
野菜やきのこは非常にカロリーが低いため量を気にせず食べられる(糖質が多い一部の野菜を除く)

レバニラ炒め

総カロリー 238
食材名 分量 kcal
豚レバー 75g 96
ニラ 1/3束 7
もやし 1/2袋(100g) 14
おろしにんにく 少さじ1/2 5
おろししょうが 少さじ1/2 1
濃口しょうゆ 少さじ1+1/2 6
オイスターソース 大さじ1/2 10
顆粒だし 少さじ1/4 2
砂糖 小さじ1/4 3
小さじ1 5
こしょう 少々 1
片栗粉 大さじ1/2 15
ごま油 小さじ1/2 18
サラダ油 大さじ1/2 55
たんぱく質 脂質 炭水化物 食物繊維
19.3g 10.8g 14.7g 2.2g*
ナトリウム カリウム カルシウム マグネシウム
1200mg 540mg 36mg 42mg
ビタミンB1 ビタミンB2 ビタミンB6 ビタミンB12
0.32mg 2.82mg 0.55mg* 19.1μg*
ナイアシン 葉酸 パントテン酸 ビオチン
11.3mg 690μg* 5.85mg* 63.3μg*
ビタミンD ビタミンC ビタミンE カロテン
1.0μg* 32mg 2.2mg* 1200μg
オメガ3 オメガ6 塩分 コレステロール
0.57g 2.39g 2.9g 190mg*
食材PICK UP
レバー 高たんぱく低カロリー。ビタミンB群がすべての食品の中で最も多く桁違いの含有量を誇る
ニラ 食物繊維、カリウム、ビタミンE、カロテンが豊富
もやし 全体的に栄養値が低い。大豆もやしは最低限のたんぱく質、食物繊維、カリウムを含む
カロリーダウン
★★★ レバーを減らし、ニラなどの野菜やきのこを増やす
★★☆ 肉は揚げずに、フライパンに油をひいて焼く
★☆☆ 脂が少ないレバーを使う
★☆☆ 下茹で、グリル、レンジなどで事前にレバーの脂を落とす
食材のカロリー比較
豚レバー 128 鶏レバー 111
牛レバー 132 ニラ 21
もやし 14 にんじん 37
玉ねぎ 37 長ねぎ 28
ピーマン 22 しいたけ 18
カロリー・栄養表の説明を表示する

評価

ワンポイントアドバイス

食用油による健康リスクはあるが、レバーの突出した栄養価の高さは健康上の大きなメリットになる
レバニラ炒め一品で健康維持に必要な一食分の栄養を補うことができる(炭水化物を除く)

カテゴリ共通アドバイス

食用油は大さじ1で111kcal。さじ加減を間違えると総カロリーが大幅に高くなるので注意する
うま味の素や香辛料を加えるとカロリーの上昇を抑えつつ満足感を得やすくなる
野菜やきのこを加えるほど満腹感を得やすくなり栄養バランスも良くなる
野菜やきのこは非常にカロリーが低いため量を気にせず食べられる(糖質が多い一部の野菜を除く)

中華料理のカロリーと目的別アドバイス

チャーハン 天津飯 餃子 シュウマイ
677 625 293 266
野菜炒め 春巻き 麻婆豆腐 麻婆茄子
178 426 357 282
エビチリ エビマヨ 酢豚 青椒肉絲
222 365 392 300
八宝菜 レバニラ
303 238

筋肉

筋肉増強に効果的な動物性タンパク質が多く含まれている肉、魚介、卵を使用する料理が多く、全体的に評価が高い。ただ、肉などの食材だけではなく、他のたんぱく質が少ない食材(ご飯、点心の皮、野菜など)も多く使用するので、たんぱく質の総量はそれほど多くない。筋肉増強だけを考えるなら単純に肉などの「量」を増やせばいいが、カロリーの増大による悪影響を避けるなら、なによりも「質」が重要になる。

ダイエット

日本で普及した中華料理(デザートを除く)の多くは油を使用するが、一般的な分量なら気にするほどカロリーは高くならない。炒め物で使う油の量は多くても大さじ1弱(100kcal未満)で、他の油を使用する料理と比べて特段多いわけではない。中華料理でダイエットの評価がマイナスなのは、炭水化物が多いご飯物や点心、食材を油で揚げることが前提の春巻きや酢豚など、いずれの理由も料理全般に当てはまる普遍的なものだ。中華料理の食材は脂が少ない肉、魚介、野菜などが中心でカロリーが低いものばかり。油はさじ加減を間違えないように注意しなければならないが、「油を使うから中華料理はダイエットに悪い」と短絡的に考えるのは完全に誤りだ。

美容

端的に言えば、野菜の種類と量が多く、調味料と食用油が少ないほど美容に良い。美容の良し悪しは栄養バランスが絶対的な基準になり、+αでどれだけ美容に効果的な栄養素が含まれているかだが、中華料理の特徴を考えるとシンプルな答えになる。美容に良い料理のベースになりやすいのは野菜炒め、麻婆茄子、八宝菜、レバニラ炒めなど。これらの料理は食材のバランスが良いので、美容を意識せず普通に調理してもメリットの方が大きくなる。ごまは美容に効果的な栄養が豊富に含まれているが、一般的なごま油には油由来の成分を除き、ごまに豊富な栄養は含まれていない。

健康

中華料理は肉、魚介、野菜など、食材のバランスが良いもの多いが、調味料過多や食用油による健康リスクが高評価の妨げになっている。逆に言えば、調味料と食用油だけに気をつけていれば健康に良い料理が多いということ。外食では中華料理の「華(はな)」と言わんばかりに調味料や食用油をたっぷり使用するが、自分で作る場合はそのような定説に縛られる必要はない。インターネットにも調味料や食用油を控えたレシピが無数に存在するが、実際に作って食べてみても十分美味しい。中華料理は簡単な工夫で美味しく健康に良い料理ができるので、「油っぽくて健康に悪そう」というイメージだけで作らないのは実に勿体ない。

値段

外食では本場の食材や調味料を使用するため高値傾向だが、日本の家庭で作る一般的な中華料理は安値で簡単に手に入る食材ばかり。各社「チャーハンの素」など簡単に中華料理が作れるレトルト食品を販売しているが、こちらも安値の物が多い。調理も簡単なので、金銭面でも栄養面でも断然自炊をお勧めする。

腹持ち

使用するメイン食材によって腹持ちの良し悪しが決まるが、中華料理は全体的に評価が高い。間接的に影響する中華料理特有の味の濃さ、油の使用率の高さも全体的な評価を引き上げる要因になっている。

むくみ

全体的にむくみの原因となるナトリウム(塩分)が多い。ナトリウムを排出するカリウムが多い食材(脂が少ない肉や野菜など)も使用するので一概には言えないが、むくみに良いとはっきり言える料理がないことは確かだ。

便秘

基本的に野菜やきのこが多い料理は食物繊維も多くなり便秘に有効。中華料理でいえば野菜炒めや八宝菜だが、どの中華料理も野菜やきのこと相性が良く、便秘対策がしやすい料理といえる。

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