トマト鍋

総カロリー 417
食材名 分量 kcal
鶏もも肉 100g 200
ウインナー 中1個 55
キャベツ 100g 23
玉ねぎ 50g 19
トマト 30g 6
なす 30g 7
ブロッコリー 30g 10
にんじん 10g 4
ぶなしめじ 25g 5
にんにく 1かけ 7
トマト缶 100ml 20
固形コンソメ 半かけ 6
食塩 1つまみ 0
こしょう 少々 2
オリーブオイル 大さじ0.5 55
たんぱく質 脂質 炭水化物 食物繊維
24.2g 25.9g 23.9g 7.7g*
ナトリウム カリウム カルシウム マグネシウム
1300mg 1200mg 94mg 75mg
ビタミンB1 ビタミンB2 ビタミンB6 ビタミンB12
0.36mg 0.40mg 0.72mg 0.6μg
ナイアシン 葉酸 パントテン酸 ビオチン
8.8mg 210μg 3.11mg 12.1μg*
ビタミンD ビタミンC ビタミンE カロテン
0.7μg* 100mg 3.2mg* 2000μg
オメガ3 オメガ6 塩分 コレステロール
0.18g 2.84g 3.3g 110mg
食材PICK UP
鶏肉 たんぱく質、アミノ酸、ビタミンB6が豊富。部位よるカロリーの差がほとんどない
ウインナー 脂質と塩分が多い。原料等により栄養値は異なるが、カロリーは総じて高い
キャベツ 白菜より若干カロリーが高くビタミンCが多い。食物繊維は野菜の中では少ない部類に入る
玉ねぎ 野菜の中では糖質とビタミンB6が多い。辛味成分には血液をサラサラにする効果がある
トマト リコピンが豊富。ミニトマトの方がカリウム、ビタミンC、カロテンなどが多く栄養価が高い
なす 食物繊維が比較的多いが、全体的な栄養値は低い。皮の色素ナスニンには強い抗酸化作用がある
ブロッコリー ビタミンCが突出して多い。他に食物繊維、ビタミンB群・Eなども豊富で栄養価が非常に高い
にんじん 食物繊維とカリウムが多い。カロテンの多さは全食品トップクラスで桁違いの含有量を誇る
きのこ 超低カロリー。不溶性食物繊維、カリウム、ビタミンB群が豊富
カロリーダウン
★★★ 肉を減らし、野菜やきのこを増やす or しらたき、豆腐、魚介類を加える
★★★ しめを食べない(残り汁は保存して次の食事に使う)
★★★ 脂が少ない肉や魚介類を使う
★★☆ 煮汁を飲まない
★☆☆ 下茹で、グリル、レンジなどで事前に肉や魚の脂を落とす
★☆☆ オリーブオイルを使わない
★☆☆ 煮汁に浮いてくる油を取り除く
食材のカロリー比較
鶏もも 200 鶏もも(皮なし) 116
鶏むね 191 鶏むね(皮なし) 108
豚ロース 263 豚肩ロース 253
豚バラ 386 豚もも 183
ウインナー 321 真だら 77
あさり 30 ホタテ 72
スルメイカ 88 ブラックタイガー 82
絹豆腐 56 キャベツ 23
玉ねぎ 37 トマト 19
ミニトマト 29 なす 22
ブロッコリー 33 にんじん 37
しいたけ 18 ぶなしめじ 18
えのき 22 まいたけ 16
しらたき 6 マロニー(乾) 349
緑豆春雨(乾) 345 くずきり(乾) 356
ご飯 168 うどん 105
中華麺 149 油揚げ麺(乾) 458
パスタ 149 トマトジュース 17
パルメザンチーズ 475
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評価

ワンポイントアドバイス

これといった具材は決まっていないため、トマト鍋に合う一般的な具材で分析
トマト、なす、ブロッコリー、にんじんには抗酸化成分が豊富に含まれており、美容効果は抜群
トマト缶は生のトマトと栄養価がほぼ同じ。グラム当りの値段は1/3以下で大幅にコストを抑えられる
鶏肉のカロリーは皮の有無によって大小が決まる。皮を剥がすと重量比で約40%カットできる
高たんぱく低カロリーな肉を選ぶ場合、部位にとらわれず現物を見て脂が少ないものを選ぶ

カテゴリ共通アドバイス

一般的な鍋料理は具材の種類と量が絶妙で栄養価の高さ・栄養バランスの良さは全料理トップクラス
だしを濃くするとカロリーの上昇を抑えつつ満足感を得やすくなる
野菜、きのこ、豆腐、魚介類などを加えるほど満腹感を得やすくなり栄養バランスも良くなる
野菜、きのこ、しらたきは非常にカロリーが低いため量を気にせず食べられる
事前に肉や魚の脂を落とせば煮汁のカロリーを抑えられ、他の具材への油の付着も防げる
鍋料理は煮汁を飲まず、しめも食べないことで大幅にカロリーと塩分を抑えられる

鍋料理のカロリーと目的別アドバイス

寄せ鍋 ちゃんこ鍋 キムチ鍋 水炊き
411 411 622 336
ちり鍋 博多風水炊き 海鮮鍋 もつ鍋
242 575 247 425
湯豆腐 おでん しゃぶしゃぶ すき焼き
137 378 748 662
カレー鍋 豆乳鍋 はりはり鍋 蟹鍋
611 484 608 227
牡蠣鍋 ぼたん鍋 鴨鍋 野菜鍋
342 529 522 203
トマト鍋
417

筋肉

肉や魚介類がメインの鍋は動物性タンパク質が豊富で筋肉増強に最適。野菜やきのこが多く、間接的に筋肉に影響するミネラルやビタミン類も豊富。ほぼ、筋肉増強に必要な条件を満たしているが、炭水化物と脂質が少なく、カロリーが低い鍋が多い。特に炭水化物が少ないと、たんぱく質をエネルギーとして消費してしまい、筋肉の材料に使われなくなるので、カロリーが低い鍋を食べる場合は最低限の炭水化物(ご飯なら茶碗一杯)を確保する。鍋はあっさりとした味付けが多く、量を食べられるので、多量のたんぱく質が必要な筋肉量が多い人、食が細い人に特にお勧めできる。

ダイエット

鍋料理自体はカロリーが低いものが多くダイエット向けだが、逆に太ってしまう要素もあり一概には言えない。まず、食味があっさりとしていて、食事中でも具材を追加できるので、単純に食べる量が多くなりやすい。これは肉などの高カロリーな食材を避けて、野菜、きのこ、しらたきなど、低カロリーな食材を増やせばいいが、食べたいものを自由に増やせないので、ある程度の我慢を強いられる。また、ご飯や麺でしめを食べると総摂取カロリーが大幅に高くなる可能性がある。ダイエットを意識するなら、しめを食べないことが一番だが(残り汁は保存して次の食事に使う)、どうしてもしめを食べたい場合は、しめの食材は低カロリーなものを使い、量も抑える、鍋を食べている時はご飯は食べないなど、一食当りのカロリーを抑える工夫が必要だ。

美容

野菜の種類と量が多い鍋料理は、食物繊維、カリウム、ビタミンB群・C、β-カロテンなど、美容効果が高い栄養素の宝庫。野菜だけでなく肉、魚介類、豆腐などのたんぱく質も豊富で、美容にとって重要な栄養バランスも完璧。調味料等によるマイナス要素も少なく、偏った食べ方をしなければ間違いなく美容にプラスになる。

健康

野菜を多く食べられ、過度な味付けをしない鍋料理は間違いなく健康に良い。サラダなどの野菜だけの料理とは違い、肉、魚介類、豆腐などのたんぱく質も豊富で栄養価の高さ、栄養バランスの良さは副菜がいらないほど。あえて悪いところを言えば、残り汁でしめを食べることで余分にとってしまう塩分とカロリーだが、これは当人の問題であり、食べ過ぎは料理の評価を下げる要素にはならない。

値段

食材の種類が多く、量も多いので安くはない。食材を少なくすれば低コストで作れるが、鍋料理は過度であったり、無駄な具材や調味料がほとんどないので、鍋の最大の利点である栄養価の高さ、栄養バランスの良さが損なわれる。残り物野菜などで鍋を作る事もあるが、食材を消費することに変わりはなく、鍋自体のコストを抑えることができても、結局は次の食事のためにお金を使うので節約にはならない。無駄がほとんどなく栄養面でも完璧といえるので、無理に安くあげないことが多くの恩恵を受けられ、結果的には生活のランニングコストを抑えることに繋がる。

腹持ち

肉、魚介類、豆腐、野菜が豊富で、たんぱく質、脂質、炭水化物、食物繊維のバランスも良く、腹持ちは良い。ただ、全体的に食味があっさりしていて、カロリーも高くないので、満点評価を与えにくいのが率直な見方だ。

むくみ

だし汁に直接味付けをする鍋はナトリウムが多いが、カリウムも非常に多い。むくみの良し悪しの基準である比率は、ややカリウムが優勢。ナトリウムの数値はスープも含まれるので、スープを飲まなければ当然プラスに働く。調味料を小皿に分ける鍋はナトリウムが控えめなので、間違いなくカリウムよる、むくみの改善に効果がある。

便秘

野菜やきのこが多い鍋は食物繊維が多く便秘に有効。鍋によく使われる食物繊維が豊富な食材は、総量が多い順から、ごぼう、きのこ、春菊、水菜、こんにゃく(しらたき)、にんじん、長ねぎなど。白菜やキャベツはイメージほど多くないが、使用する量が多いので鍋料理には有効。

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